予防できる
HIV感染は予防できます。予防にはコンドームの正しい使用が有効です。
相談できる
気になることがある時は、相談してみましょう。保健所や東京都HIV/エイズ電話相談(電話番号:03-3227-3335)では、匿名で相談できます。
もちろんプライバシーは守られます。
検査が大切
HIVに感染し、治療しないでいるとエイズを発症します。感染しても、数年~数十年は、症状がほとんどありません。
だから、感染しているかどうかは、検査を受けなければ分かりません。
たとえ、感染しても早期に治療をすれば、エイズ発症を抑えられます。
そのためには、感染を早く知ること。つまり、早めの検査が大切です。HIV/エイズは誰にでも関係のあること。他人事ではなく、自分のこととして行動しましょう。
検査は保健所、検査・相談室で、匿名・無料で受けられます。
HIV/AIDS(エイズ)はみんなに関係があります。
●2023年に東京都で302人が新しくHIVに感染、もしくはAIDS(エイズ)になっていることがわかりました。
●そのうち約80%が日本人の男性でした。約75%の人が、男の人と男の人の性行為でHIVに感染しました。
HIVは何歳でも感染します(体に入ります)。
●東京で新しくHIVに感染している人は20歳から39歳が多いです。
●東京で新しくAIDS(エイズ)になっている人は30歳から49歳が多いです。
●20歳から29歳でAIDS(エイズ)になった人もいます。
※HIVに感染する・・・HIVが体に入ります。
※AIDS(エイズ)になる・・・HIVが体に入ります。HIVのせいで体の免疫力(病気から体を守る力)が下がります。免疫力が下がって、色々な病気になった状態です。
梅毒にかかる人が増えています。男性は20~50代の人、女性は特に20代の報告数が多いです。
●2023年に東京都で梅毒の感染が分かった人の数は 3,701件でした。これは1年前より24件増えて、今の調査が始まってから最も多くなりました。
●男性と男性の性行為で梅毒にかかった数は、この10年で一番多かったです。男性と女性の性行為によって梅毒にかかった数も、この10年で一番多かったです
梅毒になった男性は、20歳から49歳が多いです。
梅毒になった女性は、20歳から29歳でとても増えています。
梅毒にならないために、パートナー(partner)と病気になっていないか確かめてほしいです。
パートナー(partner)と一緒に検査に行ってください。
検査は保健所、検査・相談室ですることができます。(HIVの検査もすることができます)
梅毒について
オーラルセックス(Oral sex)やキスでも梅毒になります。
梅毒の症状(例えば、皮膚が赤くなったり、かたくなったりします)が出ても痛くないことがあります。症状がないこともあります。
免疫(体を病気から守るもの)ができません。だから、治ったあとも、また梅毒になることがあります。
コンドームをつけていないところからも梅毒になることがあります。